せたがや岡田整形外科ではオンラインシステムを用いた整形外科のエキスパートによる医療相談(セカンドオピニオン)をご用意しています。
近くに専門医がおらず受診が困難である、手術を進められていても不安が強い、など、ご自身の病気でお困りの患者様はスマートフォンもしくはパソコンがあればどこからでもご利用いただけます。
十分な時間をとって、現在お困りの疾患や治療方法に対して専門医が真摯にお答え致します。
セカンドオピニオンとは
セカンドオピニオンとは他の病院やクリニック等で診療を受けられている患者様の主治医(担当医)が下した診断と、それに基づいて行われている治療法などについて、患者様ご自身が今後の治療方針を決定するうえで、他の医療機関の医師(第三者)による意見も参考にする制度です。(東京都福祉保健局「セカンドオピニオンとは」)
セカンドオピニオンは、ご自身で納得のいく治療を選択したいと考えている患者様にとって最適な制度です。現在のところ、セカンドオピニオンは健康保険適用外となりますので全額自己負担となります。
当院では整形外科領域、特に脊椎脊髄疾患の相談に対応をしております。
対象となる方
オンラインセカンドオピニオンで当院に相談いただける方は以下の通りです。
- 患者様ご本人
- 患者様のご家族
- 未成年の患者様の親権者
対象とならない方
以下の方はオンラインセカンドオピニオンで相談いただくことはできません。
- 紹介状およびの検査結果などの資料が無い方
- 主治医からセカンドオピニオンの了承が得られていない方
- 相談内容が当院の診療科目外の方
- 死亡された方を対象とした相談
- 医療過誤の照会や訴訟、医療費、医療給付に関する相談
費用について
当院のオンラインセカンドオピニオンの費用は以下の通りです。保険適用外となり、全額自費負担となります。また、お支払いはクレジット決済のみとなります。
相談料 | 30分まで | 33,000円 |
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30分以上60分まで | 66,000円 | |
診断料 |
相談内容に応じて、ご用意された資料を使って相談担当医が診断を行った場合に加算されます。 画像(CT/MRI)、血液検査、病理 ほか |
各5,500円 |
※価格はすべて税込みです。
相談担当医について
当院のオンラインセカンドオピニオンでは2名の医師が相談をお受けします。
各医師のプロフィールは以下をご覧ください。
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慶應義塾大学整形外科 准教授 渡辺航太先生
脊椎脊髄疾患、なかでも側彎症や後彎症などの脊柱変形の多くの治療経験をもち、その執刀経験数は日本有数です。小児から高齢者、軽症例から重症例までほぼすべての側彎症の治療経験があります。
側彎症に対する多くの医学研究を自らが行うとともに、若い医師の研究を指導してきました。側彎症に対する研究分野は遺伝子から生活習慣、学校検診や手術の治療成績に至るまでほぼすべての領域の研究をしてまいりました。
また高齢者の坐骨神経痛をきたす代表的な疾患である腰部脊柱管狭窄症に対して、新しい低侵襲手術である棘突起縦割式椎弓形成術の開発を担当されています。この手術方法は日本のみならず世界各国でも採用されています。日々、多くの脊椎外科医が渡辺先生の手術法を行っています。
渡辺先生のこれまでの経験から、疾患に対する治療方針、手術治療が必要かどうか、手術をするとしたらどのような方法となるのか、特別に時間をかけて御相談をさせていただきます。 -
せたがや岡田整形外科 院長 岡田英次朗
これまで20年に渡り脊椎脊髄疾患の診療を担当し、2,500件以上の脊椎手術治療を執刀してきました。
脊椎疾患の中でも腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアや高齢者の脊椎疾患、頚椎症性脊髄症、頚椎後縦靭帯骨化症、脊椎圧迫骨折に対する低侵襲手術を多く担当してまいりました。
また、腰椎椎間板ヘルニアに対するコンドリアーゼを用いた椎間板内酵素注入療法の治療を多く経験してまいりました。椎間板内酵素注入療法は2018年に保険収載された新しい治療法です。私は発売前の治験段階より本治療方法に関わってきており、これまでの椎間板内酵素注入療法の治療経験数は国内有数です。
脊椎疾患の治療方法について多くの研究や学会報告、医学論文を執筆してきました。
院長のこれまでの経験から、手術治療は必要かどうか、他の治療方法がないのか、手術をするとしたらどのようなスケジュールで、どれくらいのリスクが有るのかについて御相談をさせていただきます。
忙しい外来の合間ではなく、個別に時間をとってしっかりとお話をいたします。
申し込みから相談まで流れについて
1.現在の主治医にセカンドオピニオンの希望を伝える
まず、現在通われている医療機関の主治医にセカンドオピニオンを希望する旨を伝えてください。了承を得られましたら、紹介状(診断情報提供書)および検査資料などの提供をご依頼ください。
2.必要書類のご記入
以下の入力フォームからオンラインセカンドオピニオン申込書をご記入ください。また、同意書をダウンロードいただき、必要事項をご記入のうえ、署名、捺印ください。
オンラインセカンドオピニオン申込書のご記入はこちら
3.同意書のご記入(ご本人以外が申し込む場合)
本人のご家族が申し込まれる場合は以下の同意書をダウンロードしてご記入ください。
同意書はこちら
4.相談日時の調整
いただきました申込書の内容を確認のうえ、相談可能と判断いたしました際にはご連絡を差し上げます。
その際に相談日時を調整させていただきます。なお、相談不可の場合もご連絡はいたします。
※お申し込みから日時のご連絡までに、書類の到着から最短でも1週間はいただいております。
5.必要書類の送付
相談に必要な書類がそろいましたら、レターパックにてお送りください。(必ず番号をお控えください)
- ■送付書類
- 相談者ご本人の確認書類の写し
- 患者様本人との続柄を証明する書類(ご本人以外からの相談の場合)
- 紹介状(診療情報提供書)
- 検査資料
- 同意書
- ■書類送付先
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〒154-0004
東京都世田谷区太子堂4-30-25
せたがや岡田整形外科
6.事前準備
当院のオンラインセカンドオピニオンでは「CLINICS(クリニクス)」社の提供するシステムを利用しております。
事前にCLINICS(クリニクス)を利用するためのアカウント登録ならびにアプリの準備をお願いいたします。
CLINICS(クリニクス)についてはこちら
※アカウント登録の詳しい手順などにつきましてはCLINICS(クリニクス)社の「ご利用ガイド」をご覧ください。
7.相談当日
相談日の当日はご予約時間の5分前には、スマートフォン・パソコンで準備をお願いいたします。
ご予約の時間枠に当院の相談担当医から呼び出しがあります。
8.相談の終了と決済
相談が終わりましたら、事前にCLINICSに登録いただいたクレジットカードにて費用の決済が行われます。
よくあるご質問
Q1:申し込みから相談までどれくらいの時間がかかりますか?
約2-3週間程度のお時間をいただいております。必要書類の到着時期によっては、多少の前後はありますが、相談担当医の日程調整で必要なお時間を加味しております。
Q2:検査結果や画像データだけでセカンドオピニオンを受けられますか?
検査結果や画像データのみでのご相談はお受けできません。必ず現在受診されている医療機関の主治医に相談いただき、セカンドオピニオンの了承を得たうえでご相談ください。
Q3:患者の友人が相談することはできますか?
患者様ご本人以外が相談を希望される場合、患者様ご本人の1親等以内の方に限られております。
Q4:クレジット決済以外の支払い方法はありますか?
オンラインセカンドオピニオンでは、クレジット決済のみとなっております。予めご了承ください。
Q5:セカンドオピニオンを受けた後に、外来受診は可能ですか?
セカンドオピニオンによる相談後は、一度、担当の主治医と再度相談いただく必要があります。相談のうえ、外来受診を希望される場合は、再度、外来受診のための紹介状を提供いただくようお願いいたします。
上記のほか、ご質問がある方は以下のお問い合わせフォームからご連絡ください。
お問い合わせフォームはこちら